[转载]读卖新闻娱乐版关于theater of kiss的报道
作者:早乙女由利香 标签:hyde ken LArcenCiel TETSU yukihiro | 阅读次数:52 |
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http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/music/news/20080221et03.htm 飽きさせぬ 凝った演出 昨年、2年5か月ぶりに出したオリジナルアルバム「KISS」がオリコンチャートで1位になるなど、相変わらず好調な4人組バンド。この日の公演は、随所に凝った演出があり、10年以上の長期にわたって人気を獲得するバンドのサービス精神を堪能できた。 序盤から「SEVENTH HEAVEN」などのヒット曲を盛り込み、ボルテージを上げていく。ステージのテーマは「不思議の国のアリス」とのことで、動物の着ぐるみのようなものが登場したり、舞台奥のスクリーンに雷が光ったり、巨大なオブジェが出てきたりと意外性のある展開が楽しめる。メドレーを盛り込むなど曲の配置にも工夫があり、飽きさせない。 硬質なギターサウンドを軸にしながら、ボーカル・hydeの起伏の激しい、ドラマティックな歌声を聴かせていく。彼の声は表情の変化も大きく、高音のふるわせ方などは、技巧的とすら感じた。そして要所では、のどが裂けんばかりの絶唱である。 彼らはルックスにもサウンドにも、生活感や年齢を感じさせない。現実にはあり得ない所からやってきたグループ、という雰囲気すら漂う。だから、演劇的なステージも似合うし、「偽りの楽園」「神の裁きまで」などという歌詞も、違和感なく溶け込んでいる。 締めくくりは親しみやすいメロディーの「Hurry Xmas」。明るい照明の下、ショーを彩ってきた様々な仕掛けが、なだれ込んでくる。さながら舞踏会といった趣だ。日常とは異なる世界観を打ち出しながら、その入り口は極めて分かりやすく、親しみやすい。彼らの人気の秘密の一端を、象徴しているかのようだった。(桜井学) ――7日、代々木体育館。 (2008年2月21日 読売新聞) |